訪問者は最初に接した社員を見て会社全体をイメージします。

       あなたの訪問の仕方で、会社が判断されます。
       社員全員の代表としての意識を持ち、正しい行動をすることで、会社の
       イメージアップにつなげましょう。
        お客様がいらしたら
 お迎え
    1.立ち上って
    2.明るく『こんにちは』『いらっしゃいませ』
    3.丁寧なおじぎ
    4.ご用件を確認する(復唱を忘れない)


社員を名指しで来られた場合
 ご案内
    1.お客様のお名前を伺う
    2.担当者にお客様のお名前、ご用件を伝える
    3.指示された場所へご案内する
     (お客様のペースで先導)
    4.上座へご案内する
     (『○○はすぐに参りますので、こちらで
     お待ち願えますでしょうか』
     1.お客様のお名前を伺う
     2.『申し訳ございません。○○は席を外して
      おります』とお詫びし、用件をメモ等に書き
       留めて担当者に確実に伝える。
      *状況によっては
      『お休みをいただいています』
      『出張で本日は戻りません』
      『外出しておりまして○○時に戻る予定です』
      など適切な言葉で対応
     3.担当者に確実に伝えることを約束する
 お茶出し
     1.扉あり⇒ノック(3回)してから入室し
     「失礼します」と声を掛けて一礼する
      扉なし⇒「失礼します」と声を掛けて
      一礼する
     2.話を中断させないよう静かに行動する
     3.丁寧に手早くお茶を出す(下記参照)
     4.一礼して退室する
     
 お茶出しのポイント
   < 準備 >
     @身なりを整え、手を洗う
     Aお湯呑みが汚れていないか、欠けていないかをチェックする
     Bお湯の温度は80〜90度ぐらい
      *お茶の種類によって変わる
       ・お茶の量はお湯呑みに7分目ぐらい
       ・濃さは均等になるようにつぎ分ける
     C底を拭いて茶托にのせる
     D布巾を準備(粗相のあった時に役立つ)
   < お茶を運ぶ >
     @お茶を運ぶ時は、お湯呑みと茶托とは別にしてお盆に置いて運ぶ
     Aお盆は胸の高さに持ち、息がかからないように、左か右にずらす
     Bお盆は片手にしっかり固定させ、他方の手を添える。布巾はお盆の下に目立たないように持つ
     Cドアをノックして応接室に入り、「失礼します」「いらっしゃいませ」と会釈をする
   < お茶を出す >
     @サイドテーブルに置き、糸底の濡れを布巾で拭いた後、茶托にのせて、お湯呑みの模様が
       お客様の正面に向くように置く(書類などの上に置かない)
        ※サイドテーブルがない場合は、左手でお盆を持ち右手で出す
     Aお茶は上客が分からない時は、上座から出す
     Bお客様の左からお茶を出す場合は、左手で茶托を持ち、右手を添えて出す
       出す時は一度テーブルに置いて少しお客様の方にすべらせて、「どうぞ」又は「失礼いたし
       ます」と出す
       お相手する社内の人は最後に出す
      注)・お湯呑みのふちに指を掛けない
         ・茶托にお茶をこぼさない 
         ・ガチャガチャと音を立てない
     C退室する時は、お盆を片手で脇にかかえドアのところまで行き、軽くお客様に一礼をして、
       静かに退室する
        「失礼いたしました」の一言を添える
     
 こんな時どうするの・・・?(お茶出し編)
   ケース1:テーブルの上に書類が置いてある
     無理に置こうとせず、「こちらに置いてよろしいでしょうか」と声を掛けて
     指示を仰ぐ
   ケース2:人数が多い
     会議などで多人数にお茶を出す場合は、同僚に手伝ってもらい、一人がお盆を
     持ち、もう一人がお茶を出す
   
   ケース3:お茶をこぼしてしまった!
     慌てず騒がず、まず詫びてから拭く
     こんな時のためにきれいな布巾を一緒に持っていくことを忘れずに!
     
   ケース4:お茶菓子がある場合
     先にお菓子をお客様の左手側に、次にお茶を中央よりやや右手側に出す
   ケース5:話が長引いている場合
     1時間か1時間半経った頃に新しいお茶もしくはコーヒーや紅茶と取り替える
     先に出したお湯呑みを下座の方に下げて新しいお茶を出す
     同じお盆に新しいお茶と前のお湯呑みを同時にのせない
     
 席順に気をつけよう!
   < 応接室 >                     < 役員室 >
原則として長椅子は客席用、肘掛け椅子は社内用で入口から遠い場所が上座となる。
   ※状況に応じて 3・2・1 又は 3・1・2
       アポイント 
         あらかじめ電話で面会の約束をいただく。
         その際には、訪問の目的、所要時間、(希望する日時)を告げる。
          「パナケア真中の○○と申します。□□について、ご説明をさせていただ
          きたいと思います。30分ほどお時間をいただけませんでしょうか」
       訪問時のマナー 
         @約束の時間に遅れない。早過ぎてもいけない。(5分前から定刻が最適)
         Aコート、マフラーなどは玄関に入る前に脱ぎ、軽くたたんで腕に掛けておく。
          手袋などの小物はカバンの中にしまう。
         B身だしなみをチェックする。
           男性:ネクタイは曲がっていないか、鼻毛は出ていないか など
           女性:制服は乱れていないか、口紅が歯についていないか など
         C挨拶する。(名乗る)
          「パナケア真中の○○と申します。 □□部の△△主任に3時のお約束を
          いただいています。お取次ぎをお願いいたします」
          ※名刺を渡す場合は会社名、名前を名乗りながら差し出す。
         Dカウンターや下駄箱などに肘をついたり、カバンをのせたりしない。
       応接室でのマナー 
         @上座に案内されればそこへ、特に指定がなければ下座で待つ。
         Aコートはコンパクトにたたみ、椅子の上。カバンは足元に置く。
         B担当者が来られたら、素早く立ち上がる。名刺交換はテーブル越しには
          しないので、原則として担当者の席に近づく。
         C名刺交換は、訪ねた方からもしくは目下から先にする。
          (上司と同行した場合は、上司が先に名刺交換をする)
         D担当者から席を勧められてから掛ける。
         Eお茶を出されたら、「ありがとうございます」と言うこと。
           また、担当者から「どうぞ」と勧められてからいただく。
         Fタバコは原則禁止。
         G辞去(別れの言葉を述べて立ち去ること)は訪問した方から切り出す。
          「本日はお忙しいところ、お時間をいただきましてありがとうございました」
         H受付や案内をしてくれた方にお礼を言うことを忘れない。
     
 名刺交換の心得
     ・名刺交換は初対面の方との挨拶そのものです。
     ・外出の際は必ず名刺の残数を確認しておきましょう。
     ・名刺は「名刺入れ」に入れておき、すぐに出せるよう予め出しやすい場所に用意して
      おきましょう。
     ・名刺を持っていない場合は先方の名刺を頂いた時に素直に「申し訳ありません、
      名刺を持っておりません」と伝えましょう。
     ・訪問先で担当者と会えなかった時、自分が足を運んだ証として置いていくこともあ
      ります。
 
 名刺交換のポイント
     ・名刺は相手に向けて出します。指が文字にかからないようにしましょう。
     ・名刺交換は立って行います。
     ・机を挟んだ会議室で名刺交換をする際も、机の横に移動してから相手の正面で
      交換するのがマナーとされています。
     ・先方の名前が読めなかった場合、名刺交換の際に読み方を確認しましょう。
     ・名刺交換の際に聞くことは失礼にはなりません
     ・目上の方から先に名刺を出されてしまった場合は「遅れまして申し訳ございません」
      と断ってから受け取り、すぐに自分の名刺を出す。
     ・名刺交換は自己紹介も兼ねています。必ず「宜しくお願いいたします」と添える。
     ・頂いた名刺は大切に扱いましょう。
     ・頂いた名刺を机の上に置いたままにしておく場合
      もあります。
      相手に対して敬意を払う意味もあります。
      基本的には出しておくのもしまうのも個人の自由
      ですが、先方が出したままであれば、こちらもそれ
      に合わせましょう。
     ・相手を記憶するために、メモしておくと便利です。
      裏に日付や相手の印象・特徴など
      *相手と別れてから
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